呪法奇伝シリーズ

呪法奇伝シリーズ

私が小説投稿を始めるきっかけとなった記念すべき作品。元々のネタとしては中二病冷めやらぬ高校卒業後に購入した『陰陽道』『修験道』の解説書からとなる。そして、知る人ぞ知るTRPG『妖魔夜行』が生まれた時に、そのシステムを利用したオリジナルTRPGとして世界観が組み上げられ、さらに当時に流行っていたいわゆる『巨大な力を持つ主人公がイキって敵を●害する』タイプの小説が気にいらなくて、そのアンチとしてかのヒロイン『蘆屋真名』が生み出されることになった。このためこのヒロインの属性には『才能がマイナス』『努力と根性』『巨大な力を持つ敵に知略で逆転』『イキっている敵を罵倒する』『敵を殺さない』等の要素が多分に含まれ、それゆえにアンチしていたキャラクター群と変わらない中二病的キャラになってしまっている(まさに本末転倒)。これゆえに主人公である『矢凪潤』の影が薄いのは初めからの事であり、ある意味ヒロインこそが主人公として初めて組まれたキャラクターであるといえる。

呪法奇伝

呪法奇伝本編。前述のとおりヒロインである『蘆屋真名』を中心に据えて、主人公である『矢凪潤』がその活躍を見届ける、という初期コンセプトで生まれた作品。そのため主人公の影が薄い。作者の蘆屋道満びいきを加速させた記念すべき作品。最も最初に小説投稿サイト『小説家になろう』へと投稿された小説である。

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呪法奇伝ZERO

呪法奇伝本編を続けるうえで、そのヒロインの御先祖である蘆屋道満についても考えて、その過程でプロットが組まれた呪法奇伝シリーズ二番目の作品。最初期から蘆屋道満と安倍晴明が相棒として平安京の闇に挑む――、という流れは考えられていた。蘆屋道満びいきではあったが、かといって安倍晴明を安易な悪役にしたくなくて現在のような設定になっている。

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呪法奇伝TRASH

呪法奇伝シリーズ最新であるスピンオフ作品。悪役として描いていた『羽村誠』を安易な悪役で終わらせたくなくて生まれた作品。私が考えている全作品群でも、最も新しく考えられた物語である。

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呪法奇伝EX

小説としては未発表。だが呪法奇伝シリーズとしては三番目になる作品。要は敵役である乱道法師の過去話として、かつて法師が暴れそして当時の英雄たちに封印される過程を描いた物語である。蘆屋道仙を主人公としており、このサイトの『蘆屋道仙』もここからきている。

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