機龍世紀シリーズ
我が妄想設定の原点である物語群。物心ついた直後に考え出された、まさにすべての始まりとなる作品である。最も現在に残っている各設定は、後の作品群の影響をもろに受けており、原初の設定はほとんど消えてしまっている。すべての始まりであるファンタジー作品の題名が”シルバー八犬伝”であったのは作者の黒歴史であるw。
一応、三大陸の設定は最初期よりあったものであるが、生み出された順番はそのまま1stCからである。その意味でも1st~3rd表記はそのままの意味を有している。
機龍世紀1stC
狂神が復活したことによって破滅の危機に陥ったセイアーレス大陸を救った英雄たちの物語。
いわゆる異世界ファンタジーっぽくない技術が詰まったヒロイックファンタジー。他世界でいうところの冒険者にあたる『アビスダイバー』を主役に置いて展開するお話である。最終的には狂神と呼ばれる存在との熾烈な戦いになり、その時点になってやっと題名にある機龍が登場してくる。
機龍世紀2ndC
狂神が背後で糸を引いていた『二大帝国大戦』を終結に導いた英雄たちの物語。
妖精族の住む大陸であるイ・ラプセル大陸を舞台に、そこにある二つの帝国が熾烈な争いを繰り広げる二大帝国戦争に関わる物語。主役であるヴァニュシオン人は狂神を封じた支配民の明確な末裔であり、それゆえにかつての技術を復活させようとする人々への抑止力として動いていた。――そして、物語は狂神との戦いに繋がっていく。
機龍世紀3rdC
魔龍が神を食い殺したことで破滅の危機に至ったソーディアン大陸を救った英雄たちの物語。
魔龍がそれまで大陸を支配していた神を食い殺し、それゆえに暗黒時代へと突入したソーディアン大陸。その混乱にあって弱者を救う『希少なる魔龍討伐士』達を主役にして展開する物語。元はエロ系の作品として、それまでの機龍世紀シリーズの設定を流用して生み出した『暗黒時代』と呼ばれる話が原点である作品群である(それゆえに元々の作品は本来機龍世紀シリーズに含まれていなかった)。