rev.シリーズ

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私が高校生時代にテレビで見たロボット特集番組から発想を得た、私の妄想設定では比較的新しい部類に入る物語。その時点でロボット――、アンドロイドやサイボーグが活躍する『Dolls Night』が誕生し、次に果ての物語・スペースオペラ『Geo Fleet』が生まれた。

その他、人型ロボットモノ『Skull Head』、超能力モノ『Black Dog』は本来別の世界として、後に組み上げられた物語であり、本来は前の二作品とつながりは無かった。それを再編する切っ掛けとなったのが、rev.シリーズの最後、人型ロボット+美少女+超能力モノである『桃華の戦機~トウカノセンキ~』である。

Dolls Night

いまだ日本では超能力は未知の疫病にすぎず、明確な対処組織もなかった時代。
特殊武装警察隊・兵庫方面師団所属の分隊長『御剣 斗真』の犯罪との戦いの物語。

いわゆる近未来SF作品。超能力はメインではなく、一部ギミックとして登場するのみである。主役は人工知能エレメンタルを搭載したアンドロイド”ドール”であり、彼らの人間との関わりが物語の主軸となる。のちに人権を付与されて”電子情報生命”と規定される彼らは、どのように人と関わっていくのか?

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Skull Head

世界情勢の動きに合わせて極秘裏に始まったGF計画。
それにかかわることになった元障碍者であるフルサイボーグ『真野 裕晴』二等陸尉は、GF計画の実験機である戦術義体『”頭蓋骨”頭(Skull Head)』を駆り戦場を駆け抜けていく。

作者がもっとも初期に考えた巨大人型ロボットモノ。ドールやサイボーグ技術の発展、人工筋肉の開発によって生まれた大型義体をその身に纏って主人公が戦場を駆けていく。最後にはかの沖縄決戦が待っていた。

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Black Dog

いまだ超能力が制御できない災害に過ぎなかった時代。
赤き三つ目をトレードマークとする『超能力災害対策局』所属の超能力兵器『神藤 飛鳥』は、その上司である元武装警察官『御剣 斗真』と共に超能力災害やテロに立ち向かっていく。

超能力を主題に据えた近未来SF。超能力者でありながら超能力者を憎悪し、さらにはヒトデナシと法律で規定された少女は、元警官である”おじさん”と超能力災害に立ち向かっていく。最大の敵は超能力者による国家建設を目指すテロ組織である。

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桃華の戦機~トウカノセンキ~

一つの争いが終わりを迎え、新たな争いの火種が生まれようとしていた時代。
日本政府によって生み出された人造強化人間『桃華』は、信頼する上司『藤原 俊夫』二等陸佐と共に戦場を戦い抜いていく。

作者が最も新しく考えたrev.シリーズ最新作。唯一小説投稿サイトに投稿されているrev.シリーズ作品。時代としては『Black Dog』の直後にあたる。のちの『Geo Fleer』に繋がるギミックが隠された最後の物語。過去作品の人物も登場している。

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Geo Fleet

時は遥か果てに飛んで――、西暦3300年代。天の川銀河全体に人類の生活圏が広がった時代にあって、最も最初に開拓されたジオ星系は、いわゆる”地球帝国”より明確に独立した状態にあった。宇宙海賊を名乗る五つの武力集団に分割支配されたジオ星系にあって、遥か宇宙の果てを目指す青年・ジオ=フレイアバードは未だ地上でチンピラ相手に燻っていた。そんな彼はある日、宇宙へ旅立つ切っ掛けとなるある少女と出会う。最初の宇宙開拓者ジオの名を受け継いだ主人公と、”滅びの龍”の忌み名を持つヒロインの宇宙冒険物語。

rev.シリーズ最終編。実は他シリーズである『機龍世紀シリーズ』との小さな繋がりが示される最後の作品。かつての古代銀河文明の存在が示唆され、それの滅亡に関する事柄の解明を目指す主人公たちが、最終的には現実化した文明崩壊に立ち向かう、どちらかというとファンタジーに近い冒険物語である。『Dolls Night』の主役である人工知能エレメンタルのとある謎もこの作品で示される。

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